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「日本画」の前衛

日本画の前衛500

東京国立近代美術館で開催中の「日本画の前衛展」に行って来ました。
作品リストをみてみると、うーむ、知らない名前ばかり、、靉光くらいしか知らないぞ、大丈夫かな。。

展示は、山岡良文《シュパンヌンク》、山崎隆《象》の2点から始まります。
作品だけをみれば、正直、こういう抽象画は見慣れているのですが、日本の画家たちがこんな抽象表現に取り組んでいたのは驚きでした。
そして、『シュパンヌンク・袋戸棚小襖』では、襖に描いてる!
襖に抽象画って、日本の画家ならではの発想だなぁ。

第二章、第三章では「歴程美術協会」のメンバーの作品が紹介されています。
「歴程美術協会」は、戦前の1938年に結成された、日本画の前衛集団です。
田口壮「喫茶室」、丸木位里「ラクダ」、靉光「眼のある風景」が印象に残りました。

そして、第四章では戦前・戦中の、第五章では戦後に描かれた戦争画が展示されています。
本展の副題である1938-1949がまさに戦時であり、この激動の時代に新たな日本画を生み出そうと奮闘した画家たちが、こんなにも多くいたのだなぁと、思いを新たにしました。

竹橋での展示は2/13まで。その後、広島県立美術館に巡回します。(2/22-3/27)

20101202_zenei_v.jpg
山岡良文「シュパンヌンク」

20101202_zenei2_v.jpg
山崎隆「象」

20101202_zenei5_v.jpg
靉光「眼のある風景」
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竹橋で竹喬

竹喬 ちらし500

竹橋の東京国立近代美術館で開催中の「生誕120年 小野竹喬展」に行ってきました。

展覧会の構成は、下記の通り。
第1章 写実表現と日本画の問題(1903年-1938年)
特集展示Ⅰ 竹喬の渡欧(1921年)
第2章 自然と私との素直な対話(1939年-1979年)
特集展示Ⅱ 奥の細道句抄絵(1976年)

119点+スケッチ52点という展示点数も充実していましたが、
画風の移り変わりがよく理解できる、分かりやすい展示だったと思います。
特に、1939年前後でのブレークスルーが見どころといえるでしょう。

まずは、前期の作品から。

竹喬 郷土風景500
郷土風景 (1917)

これは、サント・ヴィクトワール山ですよねぇ。
セザンヌの影響を強く感じられる作品。

そして、後期へ。

竹喬 海500
海 (1957)

こ、これは、杉本博司!?いやあ、驚いた。

051007_sugimoto_1.jpg
杉本博司 「海景」シリーズより「カリブ海、ジャマイカ」

並べてみました。

竹喬 残照500
残照

竹喬が茜色の画家と呼ばれるゆえんは、この絵のような色使いの見事さにあるでしょう。
火炎にも似た残照の赤が厳粛さを感じさせます。
しかし、この木、自宅の庭の栗の木ですか、、

竹喬 残雪500
残雪 (1964)

ピカチュー、発見!

竹喬 宿雪500
宿雪 (1966)

これも早春の雪の絵ですが、根開けの穴ぽこが面白いですね。
緑色の幹というのも斬新ですが、春の息吹を感じさせます。

竹喬 野辺500
野辺 (1967)

道ばたの雑草を描いた、テーマとしてはなんでもない絵ですが、このべったり感はルソーを思わせます。

竹喬 鴨川夜景500
鴨川夜景 (1973)

川瀬巴水の新版画かと思いました。
茜もいいけど、青もいい!

竹喬 暑き日を海にいれたり最上川500
奥の細道・句抄絵 暑き日を海にいれたり最上川 (1976)

晩年の「奥の細道 句抄絵」は、竹喬の集大成といえる円熟した作品群で印象に残りました。
余計なものがそぎ落とされて、最後にはこうなるのかぁ、と妙に納得させられました。
「暑き日を海にいれたり最上川」の茜は特に好きな一枚。
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