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美術館de街コン絶対攻略マニュアル

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ターナー展@都美のブロガー内覧会に行ってきました。

http://www.turner2013-14.jp

本記事はそのレポートなのですが、実は、このターナー展で画期的なイベントが予定されています。

「美術館de街コン」

http://bijyutucon.info

美術館を貸し切っての街コン(街ぐるみで開催される大規模な合コン)が、初開催されるのです。

ただ、どうも女子に比べて男子の参加人数が少ないとのこと。

絵画鑑賞だと、女性をリードする自信がないということでしょうか。薀蓄の一つも語れないといけないとか。

いや、そんなことはないのですけどね。連れの女性に妙に知ったかぶりして解説してる人、たまに見かけますけど、なんかねぇ。

とはいえ、男ごころが分からないわけではありません。悩める男子のために一肌脱ぎましょう。

というわけで、釣り気味のタイトルつけてみました。予習になれば幸いです。

 

まず、ターナーについて。

19世紀のイギリスの国民的画家です(1775~1851)。絵画史的には風景画の先駆けといえる画家の一人です。

日本では、夏目漱石の坊ちゃんに登場することで知られるようになりました。この場面。

「あの松を見給え、幹が真直で、上が傘のように開いてターナーの画にありそうだね」と赤シャツが野だにいうと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲り具合ったらありませんね。ターナーそっくりですよ」と心得顔である。ターナーとは何の事だか知らないが、聞かないでも困らない事だから黙っていた。

 

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「チャイルド・ハロルドの巡礼」

幹が真直で、上が傘のように開いて、とはまさにこのこと。

「チャイルド・ハロルドの巡礼」の絵にきたら、「なるほど、坊ちゃんですね。」と薀蓄をたれましょう。

そうそう、「チャイルド・ハロルドの巡礼」というのは、バイロンの物語詩のことね。

ターナーは、バイロンの詩から着想を得て、この絵を描いたのでした。

 

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「スピッドヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船」

ターナーにとって、海は重要なテーマで、生涯、多くの海の絵を描きました。

その海景画家としての本領が発揮された一枚ですが、拿捕された二隻のデンマーク船とはおだやかではありません。

これは、ナポレオン戦争の一場面なのですね。デンマークは、フランス側で参戦しました。なので、イギリスからすると敵国になるわけです。

 

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「レグルス」

ターナーは、大気と光の画家といわれますが、なるほどこれがそうかと首肯する一枚。

「レグルス」の絵にきたら、「ターナーって、大気と光の画家って言われてるよね」と薀蓄をたれましょう。

なお、レグルスとは、ポエニ戦争時のローマの将軍で、捕虜になってまぶたを切り取られました。

そんなレグルスが見たであろう、陽光。まさに光の洪水ですね。

こればっかりは、実物をみないと分からない。ぜひ、美術館に足を運んで御覧いただきたいです。

 

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熱心に鑑賞するブロガーのみなさん

 

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三つの海景

わお、この絵にはびっくりした。まるっきり、ロスコー。

海の景色が3つ描かれている絵ですが、いや、やっぱりロスコーだ。

「三つの海景」の絵にきたら、「ひゃー、これって、ロスコーだよね。ロスコーって、ほら、川村にあるやつ。」と薀蓄をたれましょう。

 

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「湖に沈む夕陽」

ん?ぱっと見、何が描いてあるのか分からない。光だけ描いたといった感じ。

これが絵か?と思うけれど、ターナーが印象派に与えた影響って大きかったんだなぁ、ということがよく理解できる一枚でもあります。

「湖に沈む夕陽」の絵にきたら、「印象派の絵みたいだね。モネって、絶対ターナーの影響受けてるよね。」と薀蓄をたれましょう。

 

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「戦争、流刑者とカサ貝」

流刑者とはナポレオンのこと。

赤く染まる夕景の中、カサ貝に視線を落とすナポレオンが寂しげに描かれています。

「カサ貝って、どれだろう?」ときかれたら、「これだよ」と教えてあげましょう。

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「平和―水葬」

「戦争、流刑者とカサ貝」と対になる作品。

友人の画家デイヴィット・ウィルキーが水葬される場面を描いています。

黒を基調とした暗い絵なので、発表当時の評判はよくなかったそうなのですが、私は、この絵が一番気に入りました。

たなびく煙が水墨画のようでもあり、実に見事に描かれています。

「等伯の松林図屏風みたいな煙だね。」と薀蓄をたれましょう。

 

さて、駆け足でみてきましたが、街コンの参考になったかな。男子諸君の検討を祈る。

 

★ターナー展

<会場> 東京都美術館

<会期> 2013年10月8日(火)~ 12月18日(水)

<開室時間> 9:30~17:30(金曜日と10月31日、11月2日、3日は20:00まで)

<休室日> 月曜日(ただし10月14日、11月4日、12月16日は開室。10月15日、11月5日は閉室)

<チケット>

一 般 1,600円 (1,300円)

学 生 1,300円 (1,100円)

高校生 800円 (600円)

65歳以上 1,000円 (800円)

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福田美蘭展 ブロガー内覧会にいってきた

東京都美術館で開催中の、福田美蘭展 ブロガー内覧会にいってきました。

http://www.tobikan.jp/museum/2013/2013_fukudamiran.html

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さて、入り口の胡蝶蘭、どこか変です。お祝いの花じゃないですよ、作品です。

花がつきすぎですね。「ん?なんか違う、、」というのが福田美蘭の作品の特徴なのです。

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会場の様子です。2フロアでの展示です。

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左から「水墨山水」「旭日静波」「遊鯉」ですが、白雪姫に、ハート形の朝日に、死んだ鯉。

思わずくすっとしてしまいます。エンターティメント絵画なのですね。まじめにというより、楽しく面白く鑑賞するのが吉。

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というわけで、こんなこともしちゃいます。

「床に置く絵」という作品ですが、絵を踏みつけるという行為が、アート作品というコンセプトになっています。

 

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これは、「ピエタ」という作品。

ちょっと分かりづらいですが、キリストの部分が切り抜かれて、蝶番で後ろに開くようになっています。

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「眠れる森の美女・オーロラ姫」という作品。

今回の展覧会では体験型の作品が多いので、このソファにも座ってみたくなりますが、これは座ってはダメなので、ご注意。

 

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これは、何だか分かりますか。

フライヤーにも使われている「アカンサス」の側面ですが、なんとアカンサスの方がプリント生地だったのですね!

アカンサスの方を描いているのかと思いましたよ。

 

駆け足で紹介してきましたが、このほかにもドラえもんとか、冷蔵庫の中に絵とか、絵なんて分からないよーという方にも楽しめる展覧会になっていますので、多くの方に足を運んでいただきたいと思います。

 

■福田美蘭展

■会期:2013年7月23日(火)~9月29日(日)
■会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C
■休室日:毎週月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)(9月16日(月)、9月23日(月)は開室)
■開室時間:午前9時30分から午後5時30分まで(入室は午後5時まで)
■夜間開室:金曜日は午前9時30分から午後9時まで(入室は午後8時30分まで)
■観覧料:一般800円、団体(20名以上)600円、65歳以上500円、学生400円

※高校生以下は無料。
※8月21日(水)、9月18日(水)は「シルバーデー」により、65歳以上の方は無料。
※8月17日(土)、18日(日)、9月21日(土)、22日(日)は「家族ふれあいの日」により、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住)は一般当日料金の半額(400円)。
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名)は無料。
*いずれも証明できるものをご持参ください。

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