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松谷武判展 ~流動 Stream

神奈川県立近代美術館・鎌倉で始まった「松谷武判展 ~流動 Stream」のオープニングに行ってきました。

松谷武判 入り口500

松谷武判(まつたにたけさだ)さんといっても、ご存じない方が多いと思いますが、1966年に渡仏され、パリを拠点にモノクローム作品を手掛けられているアーティストです。
今回の展覧会では、80年代後半以降の作品~新作10点が展示されています。

松谷武判 接点2009-500
接点2009

松谷武判 重ねる2009-500
重ねる2009

松谷武判 挟む2009-500
挟む2009

新作の中から3点を載せてみましたが、ビニル系接着剤を用いたデロっとした立体感、重厚感が特徴的です。
絵というより、レリーフに近いですね。
白と黒だけのシンプルな作品ですが、その分、形の妙を純粋に楽しむことが出来ました。

といったそばからですが、第二展示室の「発芽」が青い。。
あれっと思ってよく見たら、この作品だけ、青いライティングがしてあるんですね。
何か理由があるんだろうか。と悩みつつ、展示室を出ると松谷さんのパフォーマンスが始まっていた。

上から水を砥石に垂らしつつ、墨をすり続けるというパフォーマンス「流れ 鎌倉 2010」。
場つなぎに何かお喋りでもされるかと思ったら、寡黙な松谷さんは、黙々とひたすら墨をすり続ける。。
周りの観客が、「いやー、久しぶり。お元気?」「なになに、何やってんの?」「ぴろり~ん(シャッター音)」と喧しい。なんだか、ジョン・ケージの4分33秒を思い出してしまったよ。

松谷さんのパフォーマンスは4分33秒では終わらず、10分近く墨を擦っただろうか、墨の匂いが漂ってきて終了。
これだ。

松谷武判 パフォーマンス500
流れ 鎌倉 2010

ふと見ると、砥石が青く光っていて、びっくり。
え、これも、青いライティングと思ったら、、
青い空が反射していたのでした。いいお天気でしたね、今日は。

パフォーマンスの後は、レセプションに参加させていただきました。(十数年ぶりに学芸員のIさんと再会。いやぁ、懐かしかった。)
ビスメロの演奏をききつつ、軽食をいただきました。
ビスメロってどんなバンド?と思ったら、あれあれ、辻さんに近藤さん。。
ジョングルールの他にも、こんな演奏活動されていたんですね。

ビスメロ500
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内藤礼展

神奈川県立近代美術館・鎌倉で開催中の内藤礼展「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」に行ってきました。

第一展示室に入ると、、うわっ、暗い。壁際にぼんやりと豆電球の明かりが見える。
お化け屋敷だったら、何か出てきそうだけど、何も出てこない。
このクリスマスの電飾に使うような豆電球が、最初の展示「地上はどんなところだったか」なのでした。

ん?何かいる。お化け出た~、何か動いている、展示ケースの中に!
これもインスタレーションの一部?と思ったら、なんと鑑賞者。
ケースの中に入って観られる、ということだけど、これも作品の一部になっているような気がしました。

次の第二展示室は、、何もない。床に敷き詰められた布みたいのが作品らしい。
ふーん、と思って展示室を出てみたものの、展示リストにはもう一つ「恩寵」という作品が載っていた。
うわ、見逃した、と思って引き返したものの、「恩寵」はない。
係の人に尋ねたら、布の上に置かれていた丸い白紙が「恩寵」なんだそうだ。
「文字が書いてあります」と言われたが、見えない。
「小さな字で鏡文字で書いてあります。日にかざすと見易いです。」とのこと。
持って帰っていいそうなので、もらってきました。
これだ。

内藤礼 おいで

「おいで」と書いてありました。

さて、1Fに降りる。
降りてはみたものの、作品はどこ?
キャプションがまったくないので、宝探し状態。

え、これ?水が入っている小瓶。タイトルはない。「無題」。
それから、リボンやビーズ。これも展示作品。
そして、ボタン。「精霊(わたしのそばにいてください)」という作品。
はい、そばにいてあげたいけど、どこにいるの?
ぎょ、壁にはめ込まれていた。。

いやぁ、なんとも摩訶不思議な展覧会でした。

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