ウフィツィ美術館展
ウフィツィ美術館 自画像コレクション展、行ってきました。入ってすぐのレンブラントの自画像、暗い感じですけど、目をひきました。
チラシにも使われているルブランの肖像画は、美しかったですね。
日本勢は、草間弥生さんの自画像、かなりのインパクトで、さすがです。
杉本博司さんも写真もよかったです。蝋人形だったりして。
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THE ハプスブルグ
国立新美術館で始まった、「THE ハプスブルグ」に行ってきました。まずは、ハプスブルグ家の肖像画の部屋。
入ってすぐ、「オーストリア皇妃エリザベート」がお出迎え。
ほぅ~とため息が出てしまいます。
ヴィンターハルター 「オーストリア皇妃エリザベート」
次は、イタリア絵画。
ここでは、カニャッチの「自害するクレオパトラ」にやられました。
最初パッとみたとき、まどろんでいるのかな、と思ったのですが、あぅ~右腕に毒蛇がぁ。
カニャッチ、渾身の傑作。
カニャッチ 「自害するクレオパトラ」
次は、ドイツ絵画。
ここでは、なんといっても、クラナッハの「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」が白眉。
なんとも、衝撃的な目を背けたくなるグロい絵ですが、これはぜひとも「見なければならない」一枚。
クラナッハ 「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」
クラナッハは、ほぼ同じ構図のこんな絵も描いているんですよね(出品はされていません)。どういう趣味なんだか。
クラナッハ 「ホロフェルネスの首を斬るユディット」
それと、デューラーも忘れてはいけません。
これは。。なんだか、池上先生に似てますね。
デューラー 「ヨハンネス・クレーベルガーの肖像」
工芸品、映像コーナーを過ぎて、いよいよ、スペイン絵画。
ムリーリョもよかったのですが、ここはやっぱりベラスケス。
ただただ、うっとり見とれるしかありません。
ベラスケス 白衣の王女 マルガリータ・テレサ
そして、最後は、フランドル・オランダ絵画の部屋。
さりげなく、出口近くにレンブラントの「読書する画家の息子ティトス・ファン・レイン」がぁ。
レンブラントで、この扱いとは。
おそるべし、THEハプスブルグ。気を抜いたら、やられます。
「THE ハプスブルク Treasures of the Habsburg Monarchy」展
会場: 国立新美術館
スケジュール: 2009年09月25日 ~ 2009年12月14日
住所: 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
電話: 03-5777-8600